日本航空123便墜落事件

過去ログ18 2003/10/11 22:53

♪shiraki
こんにちは、管制センターさん。

実は、管制センターさんとぽぽさんのお話で前から疑問に思っていたことを思い出しました。
ぽぽさんの書込みでも紹介されましたホームページの中で、テレビでも放送されたCVRの中の『客室高度警報音』は実際のB747のものとは似ても似つかない、つまり後から加工されたものだ…との見解が載っております。
それが分かるだけでもCVRに手が加えられている事の明らかな証拠になるはずなのに、航空機運航に従事されている方がこの指摘に対して反応の無いのが?でした。
同じB747型機であっても、タイプによって警報音が変わっていたりするのかもしれませんが、なにぶん航空機の整備に携わっていた方のお話なので気になった、と言う事だけお伝えさせていただきます。

B747もクラシックタイプが少なくなってきてる今、当時の様子がどんどん分かりづらくなってくるなぁと思うこの頃です。
2003/10/11(土)22:53

♪管制センター
Re:ぽぽさん
遅くなりましたm(_ _)m
どうもPC不調で・・・・警告音についてですが、間違いはないと思われます。しかし、自分の操縦する機体は同じボーイングでも747じゃありませんから間違っていたらごめんなさいね。
2003/10/11(土)20:53

♪shiraki
こんにちは、ぽぽさん。

わたしもぽぽさんが紹介されたホームページの管理人さんが書かれた説に非常に関心があり、今現在では最も筋の通った説ではないか?と私は思っています。(私が10月2日に書いた自身の説『外部要因説』よりも…苦笑)

それでも、素人考えではありますが、いくつかの疑問が残るので決定的ではないのかなぁと思っています。
例えば、ぽぽさんの(1)にあたる点では、方向舵のトラブルをパイロットが感じていた為に高度の緊張状態にあったのでは?と説明されている点では、前述のラダー・ペダル・ポジションがDFDR上で事故直前までゼロのまま、つまり方向舵を操作しようとした形跡が見られないこと。そして、事故調査報告書の主張する圧力隔壁原因・急減圧発生説では無い裏づけの一つとされているプレッシャ・リリーフ・ドアが開いていなかったのでは?との説も、事前に日常的に客室からの与圧空気が隔壁後部に漏れていた、との氏の仮説と矛盾するのではと思ったからです。

ただ、普通では考えられないこと(時にはほんの些細な事)の連鎖が大きな事故に繋がる事もあるようですので、常識的発想だけから真相を求めるのは難しいのかもしれませんね、残念ながら。

ところで、また民間機と自衛隊機のニアミスがあったようですね。高度差はわずかだ30mとか!
私の前述した外部要因説も問題は多く残りますが、改めて、全否定してしまうのは早いような気もしました。
123便事故では生存者の証言で機体が激しく振動した、とかDFDRで事故発生前の記録にパイロットがトラブルを回避しようとするような動きが見られる、と言う話の無い点が方向舵のフラッターや偏りなどのトラブル説には疑問として残るのですが、123便機体の近くには何も飛んでいなかった、接近していなかったとの目撃証言が得られていないのですから(レーダーに映って云々は、今回のニアミスも防げなかったのが事実ですし、どこまで説得力があるのか…)、外部要因(自衛隊なのかはともかく)説もまだ否定しきれないと思いました。
2003/10/11(土)20:22

♪管制センター
Re:群馬県人さん
はじめまして!ヨロシク!!
レス遅くなりましたm(_ _)m

これでも確かに意味が通ります、自分が問題視してるのは極度の緊張であっても「日本語」が出てきてる事なんです。繰り返すようですが、「英会話は義務」です。意味如何の問題じゃないんです。
2003/10/11(土)1:10

♪ぽぽ
つづき・・

(4)(1)〜(3)を踏まえて極力時系列的に状況をまとめます。(ゼロ)爆発の前兆を感じていたので爆発音の直後に「スコーク77」発信 @爆発の原因で「ギア」と「エンジン」チェックするも正常 A減圧はあったが収まったので機長らは酸素マスクをつけていない模様(爆発音で垂直尾翼は破壊されるも、圧力隔壁までは破壊されていない模様) B「客室高度警報音」は鳴っていない。(たまに警報音が鳴り、「なんでこいつ鳴るんだ」と疑問に思う) C急減圧の無い中で緊急降下の判断はしない Dハイドロはオールロスで操縦不能 E客室では酸素マスクが落ちている模様 FR5ドアの酸素は出ていない上、後ろの荷物のところが落ちているという報告を受ける Gその報告を受け、緊急降下をしたほうがいいとF/Eは感じて機長に進言 Hだがとき既に遅し、機体をコントロール出来ない事態に陥っている I後は迷走飛行
J機体後部の破壊は、しりもち事故・エンジン接触事故・グアム便での重量物搭載が重なり、疲労破壊によるもの

以上です。
2003/10/11(土)0:28

♪ぽぽ
shirakiさん、すたーぼさんはじめまして。
2方のこの数日の書き込みを拝見させて頂きました。2方のご意見と、下記ページの方のご意見と私見を合わせたものを書きます。http://www1.odn.ne.jp/~cck42770/Main0.html#anchor71957
(1)「爆発音」以前の「手早く」「気をつけて」(「気をつけては」COPとFE合わせて合計3回も)という発言は、精神的緊張度が高いレベルのものであったことから、爆発の前兆を感じ取っていた。これが「爆発音」直後の「スコーク77」発信へ繋がった。

(2)客室内の急減圧は、実はなかった。理由@落合発言「パーンという高い音の直後、耳がツーンとしたがすぐに治まった」=事調報書のレベルの急減圧なら航空性中耳炎になるくらい耳が痛くなるはず A機長らの会話の中に急減圧について気にしている会話がない(減圧はあったがすぐに収まった=理由:落合発言「白い霧が発生したがすぐ消えた」)

(3)爆発直後にCVRに記録されている「客室高度警報」は、実は鳴っていない。理由@「客室高度警報」は、「離陸警報音」と兼用のため離陸中の騒音にも負けないくらいのドデカイ音がする。このため機長らの会話はCVR上では警報音に掻き消されてしまうはずなのに、会話がしっかり録音されている A爆発音直後、機長が東京ACCへ緊急事態を連絡した交信記録にはこの警報音が録音されえていない B警報音に関して振れている会話が全くされていない
※管制センターさんへの質問(現役コパイさん)
実際の警報音は、CVRに録音されている音と一致するんですか??

つづく・・
2003/10/11(土)0:28

♪shiraki
すたーぼさん、ありがとうございます。

>「なんか爆発したよ」という機長の発言は、前兆を感じていた人の言葉とはとても思えないのですが。

一つの例を10月2日に書き込みました。機体に異常の原因があったと限れば、すたーぼさんのおっしゃる通りかもしれませんが、機外に異常の原因を事前に目視しており、その爆発を見ていたとしたら話は繋がります。(実際そうであったかどうかはともかく)

>減圧の程度はそれほどでもなく、それよりも機器系統の異常を感じたので「ギア」や「エンジン」に目が向いたのではないでしょうか。
>実際、操縦不能に陥ったわけですし。機器系統のトラブルで客室に目が行くのはちょっと見当違いな気がします。

ギアやエンジンのチェックの結果『特に異常がなかった(なくなった)』のだとしたら、他に原因があると考えて客室に状況(機体の破損を含め)を確認する事もおかしくは無いと思います…警報が鳴り続け、操縦不能に陥るほどの局面であったからこそ。(航空機関士がいるのですから)

>shirakiさんはなぜ後者に対する発言だと思われるのですか?…

『高度警報音』の鳴るのと「なんでこいつ…」がタイミングあまりにもぴったりだからです。
最初のチェックでギアに異常もなく減圧も実感なく、警報の故障かと思い(もしくは対処ができず)放置していたところ「何でここで別の『高度警報』も鳴るんだ?『客室高度警報』は故障じゃないのか?(もしくは、一度止めたのに?)」と思ったとしたら、筋は通ります。

>異常発生の瞬間、機内の気圧が下がり警報が鳴る。→与圧装置が作動、気圧が戻り警報止まる。…このように推測します。

私も警報の鳴動と減圧の関係はその流れの通りだと思います。
私は、警報は『ギア』が原因で鳴っているとの機長の仮定と、「ギアは正常な状態」との機関士の報告があったのに警報が鳴り続けている点が矛盾する事から、機長は『ギア』が原因とこの時点で断定していたと捉えられないのでは?との点を記しました

以上、始めの方に記した通り「実際そうであったかどうかはともかく」程度の話であるのを承知の上で、明らかに無理が無く考えられる事ならば、見逃されている事が何かないだろうか?と言うことで書きました。あまり根拠の無い話で失礼しました。
2003/10/10(金)20:57

♪すたーぼ
shirakiさん、ご返答ありがとうございます。
たしかに『スコーク77』の宣言は異常な早さですね。爆発音前の乗務員の緊張と何か関係があるのかもしれませんね。
しかし前兆があったとすれば、それと異常発生の原因との関連性を探るような会話があってもいいはずではないですか?「なんか爆発したよ」という機長の発言は、前兆を感じていた人の言葉とはとても思えないのですが。
もしパイロットが【急減圧】を感じたなら、すぐに客室の確認もすると思うのですが、減圧の程度はそれほどでもなく、それよりも機器系統の異常を感じたので「ギア」や「エンジン」に目が向いたのではないでしょうか。減圧はそこから来る物だと思ったのでは?実際、操縦不能に陥ったわけですし。機器系統のトラブルで客室に目が行くのはちょっと見当違いな気がします。

>『客室高度警報音』ではなく『高度警報音』・・・
とありますが、「なんでこいつ」の発言時にはどちらも鳴っていたようですが、shirakiさんはなぜ後者に対する発言だと思われるのですか?単発的に鳴る後者より、鳴りつづけている前者の方が気になりそうですよね。

>「ギア ファイブオフ」のコール直前から客室高度警報が再び鳴り始めている・・・
異常発生の瞬間、機内の気圧が下がり警報が鳴る。→与圧装置が作動、気圧が戻り警報止まる。→徐々に漏れる空気の量が増大、与圧装置では追いつかず再び警報が鳴る。このように推測します。
「なんか爆発したぞ」は機長の個人的な体感から来る発言で、「ギア見てギア」「エンジン?」等はトラブルに対するパイロットとしての対応だと思います。普通、飛行機の操縦で爆発音など聞くことはまず無いでしょうから、冷静に対処しつつも、個人的な意見が出てもおかしくはないと思うのですが、shirakiさんはじめみなさんはどう思われますか?
長々と読みにくい文章ですみません。
2003/10/10(金)12:01

♪shiraki
こんにちは、すたーぼさん。

すたーぼさんのお考えでは『ギア』に原因があったと事故発生直後の機長が断定していたのでは、との事ですが、少し疑問に…。
それは、「ギア ファイブオフ」のコール直前から客室高度警報が再び鳴り始めている事と矛盾するのでは?という事と、素早く『スコーク77』を発し、客室高度警報が鳴る→『ギア』が原因ではないかと専門知識を元に冷静な判断を下した機長が「ギア見てギア」と2回指示しながらも、その返答の間に「なんか爆発したよ」と発言している事の2点です。
後者は、管制センターさんのお話の通り、大きな音全般を『爆発』と言う事もあると思いますが、上記のように冷静な判断を即座にされた機長が「なんか爆発した」との発言(それも2度)。機長はこの時点で『ギア』が原因とは思っていなかったのでは?とも思われます。…「ギアが出たのか?何の音だ」「パンクしたの?今の音」「ギアは大丈夫か?」のような言い方なら『ギア』が主因と思っていたのでしょうが。それに、副操縦士の「ハイドロプレッシャ見ませんか?」に対しての機長の答えが「何か爆発したよ」とは??…まるで『ハイドロプレッシャ』より『何かの爆発』の方に関心があるかのようで不思議です。
また『ギア』が原因と機長が考えていたとすると、素早い『スコーク77』との繋がりがよく分かりません。どのようなギア異常(の前兆)から『スコーク77』になるのでしょうか?(もし車輪がパンクした音だと感じたら、すぐに『スコーク77』となるのでしょうか?)何か『ギア』以外で機長にそうさせる前兆があったのでは…。
尚、「なんでこいつ(鳴るんだ)」は別の警報を聞いて発言しているようですが…『客室高度警報音』ではなく『高度警報音』となっていますので。

以上の点から、機長が事故発生直後『ギア』に事故の主原因があったと考えていたとは思われないのです。
つまり、他に原因があると機長が考えていたとすれば、なぜ客室の様子を積極的に確認しなかったのか?やはり疑問です。
ただ、「ボデーギア」と聞こえる点は私も一緒です。某テレビ放送を見てからそう思っていました。
それにしても改めて思ったのは、ギアやエンジンのチェック(「ギア ファイブオフ」確認まで1分かかってない)をする前に『スコーク77』が出されたこと…普通なら順序が逆のような気が。
勝手なこと書きまして失礼しました。
2003/10/10(金)6:10

♪すたーぼ
みなさんこんばんは。
18:24:48「オールエンジン」は、私は「ボデーギア」だと思います。爆発音とともに減圧があり、その原因を機長はギア周辺だと思い機関士に確認を求めています。そして機関士はギアに異常を認めて「ボデーギア」と連呼したのではないでしょうか。
18:25:04には、「ギアファイブオフ」と報告しています。減圧は止まり、機長は減圧の原因をギアの誤作動と断定。しかし再度警報が鳴るので、「何でこいつ(鳴るんだ)!(ギアは正常に戻ったのに)」と発言したんだと思います。減圧もすぐに止まり、その原因をギアと断定したので、客室の状況をすぐに確認しなかったのではないでしょうか。
2003/10/10(金)0:00

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