96165Hit.
けいじばん
セレーネのためいきさん
記事を引用しない
> このアーリア人がどうも父系社会を形成していたようで、インダス文明の故地で放牧などを行って徐々に勢力を拡大していったと考えられています。 > 世界史の教科書にアーリア人の侵入と書かれているので、壮絶な戦闘が繰り返された後にアーリア人が覇権を握ったものと学生時代は勝手に思っていたのですが、事実はどうやらそんな剣呑なものではなくて、農耕には適さなくても放牧には問題のない土地を勝手に使い始めたというのがホントのところらしいですよ。 > で、父系社会と母系社会がその後交易したり反目したりするうちに、アーリア人の方が放牧に適した土地の独占を目論んでインド全体に一気に拡大していったのではないでしょうか。 > 一定の収穫が見込めて灌漑や測量を必要としない集団と、家畜の数が増えるとともにより広い土地を必要とする集団がぶつかったら、そりゃ勢いの違いは明らかですわね(笑) > こうしてインド全体に拡散していったアーリア人が持っていた信仰が、後にバラモン教となり、各地の先住民たちを支配する過程で成立していったのがカースト制度だろうというのが、これもまた通説です
(削除パス)