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けいじばん
セレーネのためいきさん
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> 古来、貴族たちのものであった仏教は、性格上とんでもなく難しいインド哲学の集大成であるが故に、庶民にはまったく縁遠いものだったのですが、鎌倉時代に至って天才的な坊さんが幾人も登場して、ググっと庶民に近づいてきます。 > 管理人さんのご実家の浄土宗然り、我が家の浄土真宗然り、仏教史上最高の教えを自称する日蓮系然り。 > その後ぐっと時代は下って、徳川幕府による宗教政策によって檀家制度というものが登場するに至って、日本人は皆、誰もがどこかの寺の檀家であることが義務付けられてしまいました。 > そのせいでしょうか、江戸時代というのは神も仏も区別なく、神様に合掌したり、仏様に拍手を打ったり、神様に般若心経をあげたり、仏様に祝詞を奏上したり、大きなお寺に小さな社が祀られていたり、大きな神社に小さなお寺が建立されていたり、そもそも神と仏は一体のものだというのが当たり前でした。
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