けいじばん


▼親記事
 
  Name セレーネのためいき

だから、アーリア人の支配の元に成立したインドの宗教は父系社会の臭いをプンプンさせたものとして、女性蔑視男性優位の色合いが濃く出ているんだと考えられます。
あのお釈迦様をしてさえ、十大弟子に女性は一人もいませんし、女性に対する言及は非常に少ないです。
その伝統を非常に非常に非常に色濃く残した仏教が女性の成仏を否定的に捉えていたとしても不思議はありません。
後の大乗仏教の経典に法華経というのがありますが、この中には驚くことに女性が成仏するためには男性に変身しなければいけないという件があって、「変性男子(へんじょうなんじ)」という言葉を生み出してしまいました。
ってことで、仏教の女性観には自然崇拝など微塵も見られないわけであります(苦笑)

自然の流れというべきか、仏教という宗教が拡大していく過程で様々な要素を取り込んでいくのは当然の帰結ではありますが、観音菩薩という大きな大きな要素は結局未消化のままで、現代人からすれば性別の分からないお方になってしまった、というのはどうでしょ?(笑)

あくまでも私見ですよ、私見。
ね?
2011/1/3 11:08 [PC]
 ReDel