|
|
|
|
セレーネのためいき
明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いします。
本来なら年末にご挨拶に伺うべきところ、早速にレスを頂いたので、禁を犯して厚かましくもちょこっと私見を述べに参りました(笑)
管理人さん、逆に考えてくださいまし(^^) 観音様が女性っぽく見えるのは、出自がアナーヒターと断定するには独断が過ぎるにしても、女神であるから当然なのですが、それを仏教の仏様に取り込んだ時に矛盾が生じてしまったんですね。 詰るところ、仏教では女性は成仏できない決まりがあったわけで、それでも大衆が希求する救いの象徴としては、慈母の優しさを体現する必要があったのではないでしょうか。 観音様の三十三の化身のひとつに慈母観音なんてのがあるわけですが、縋るべきは母の優しさであるべきなのに、仏様は男でしか成り得ない。このジレンマを解消する方便として考え出されたのが、限りなく母性を感じさせる観音様であると。
なんだかんだ言って、制約の多い宗教ですねぇ、仏教も(^^;;
|
|
|
|
|
|