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女性 16歳 大阪

無知な自分を恥ずかしく思った。

ある方からのブログから飛んできて、こちらのサイトの文章読ませていただきました。
保健所で毎日のように犬や猫が殺されているのは知っていましたが、動物実験や毛皮、里親詐欺のことなどはほとんど無知の状態で、今初めて知ったことに自分が恥ずかしく思いました。もっと早く知るべきだったと。
同時に憤りも感じられ、人間のエゴが見えて悲しくなりました。

私の家で飼っていた犬も、父の話では、初めて見たときは体に落書きをされ人間に虐められていた犬だったそうです。
父は体を洗って落書きを消してやり、家で飼うことを決めたそうです。それから何年も一緒に過ごし、私が小学生のときに寿命で死にました。
犬が死ぬとき、父はとても切なく悲しい顔をしていました。死ぬときもずっとそばにいてあげていました。
そんな父だからこそ命の大切さは知っていて、私が「猫が好きだから飼いたい」と言っても「そんな簡単に飼えるものじゃない」といつも言います。

最近の人はそういう考えが欠けているのではないかと思います。
ただ“可愛いから”、“寂しいから”という理由だけで深く考えずに飼い、年が取って愛着が沸かなくなったら捨てる。そんな無責任なことが当たり前の世の中になっていますよね。彼らからしたら、ペットは「おもちゃ」なんでしょうか。

でも、このサイトを見て一人でも「ペットでも命は命なのだ」「そう簡単に飼ったり捨てたりできるものではない」という強い信念を持った人がこれから増えていくことを願います。
このサイトが一人でも多くの人の目にとまりますように。
(W64SA/au)