1 無名さん

スキャナーズ

ショッピングモールのファストフード店で残飯を漁る浮浪者の風体の男。彼、カメロン・ベイル(スティーヴン・ラック)は、他人の頭の中の声が聞こえるという特異な能力の持ち主だった。友人と食事をしていた中年の女性が、卑しいものを見る目でベイルに一瞥をくれると、彼女の侮辱の言葉が頭の中に聞こえてくる。憤りを覚えたベイルが彼女に精神を集中させると、女性は発作を起こしたように突然苦しみ始め、床の上でもがき始めた。
2 無名さん
スキャナーズとは一言でいって壮絶な顔芸の世界ですが、やはり名作といわれる第一作に匹敵しうるものはありません。
ラックとアイアンサイドの血管ピクピクさせながらの殺気あふれる顔芸こそが強力なサイコキネシスを感じさせるわけです。
そこいくと続編はどれも役者の顔芸不足が否めません。
3 無名さん
これは歌舞伎の見得に通じるものがあり、いたずらに見栄を切らせてもだめなんですね。
ここぞという時の間合いが重要ですね。
やはりクローネンバーグは一流でそれをちゃんと心得ているのですが後発続編の監督はダメでした。みてらんない。