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空港の職員覚せい剤密輸
千葉県警と成田税関支署は22日までに、成田空港の制限エリアに出入りできる職員パスを使って香港から覚せい剤約6・5キロ(末端価格約3億9000万円)を密輸した覚せい剤取締法違反と関税法違反の容疑で、警備会社「インターナショナルサービスセンター」(同県成田市)警備員、谷山秀樹(46)▽同県富里市七栄、無職、石山寿昭(34)▽同県多古町高津原、僧侶、松本健治(32)――の3容疑者を逮捕した。調べでは、石山容疑者は今月11日、香港発の航空機で成田に到着した際、書類ケースに隠して覚せい剤6・5キロを密輸しようとした疑い。非番の谷山容疑者が職員パスで制限エリアに入り、石山容疑者から覚せい剤を受け取ったのを捜査員が確認し、現行犯逮捕した。松本容疑者はターミナル外で待機していたところを緊急逮捕した。税関によると、国内空港で職員パスを使っての麻薬密輸の摘発は初めて