1 無名さん

友光賢二郎 死去

社会福祉法人あすなろ園がジャイアントハムスターを購入し地域との交流の一環として「ハムスターvs人間」というイベントを開き、近所の住民が2500名以上集まるという、盛り上がるものになり従業員が屋台で調理、販売する黒砂糖ラーメンや、死刑囚の姿焼きの売れ行きも好調で、いよいよメインイベントの「ハムスターを殺して食べてみよう」のコーナーが始まり、多数決で決められた友光賢二郎が日本刀を手にジャイアントハムスターとの一騎討ちが始まりました。

このジャイアントハムスターはゴールデンハムスターの品種の改良を重ねに重ねた、体長1.5mある超大型ハムスターで、知能も極めて高く言語も使えるほど。
このハムスターの購入に14億円かかったと言いますが社会福祉法人あすなろ園の施設長はほんのはした金だと言っているそうです。
友光賢二郎は狂人さながらにハムスターを容赦なく斬りかかりますがハムスターは素早い身のこなしで余裕で回避します。
ハムスターは「なぜぼくを殺そうとするのだ?やめるのだ!」と、友光賢二郎を説得するのですが友光賢二郎は「ひっひゃはははは〜〜っ!!ブチ殺してくれるわ〜ッ!!」と奇声を挙げるばかりで聞く耳を持ちません!

ハムスターの表情も段々と険しいものになっていき「ぼくは生きなきゃいけないのだ。どうしても死ねないのだ」と言うと友光賢二郎に鋭い爪で素早く引っ掻くと友光賢二郎の肉体はトンカツのように八つ裂きになってしまったではありませんか。
友光の死を見届けた施設長はテンションが上がり、拍手をしながら「ブラボーブラボー!!実におみごと!!なんてすばらしいハムスターなんだ!!改めてきみを歓迎するよ!!我があすなろ園へようこそ!!」とハムスターを祝福したとのことです。
そしてハムスターは社会福祉法人あすなろ園のマスコット的存在になったとのこと。