1 えり

心に響くものたち

私は困難を抱えるようになってから前より物事の本質を見ようとするようになりました。 見えないものを見るというか。そんな私の想像の幅を広げてくれる存在は色々ありますが、主に大好きな本があります。中でも良かったのは、ドナ・ウィリアムズの『自閉症だったわたしへ』、新潮文庫です。勇気ある著者の生き方に励まされもします。あと『ものがたりの余白』岩波書店。モモなどで知られるM・エンデが最後に話したことを対談形式でまとめた本で、私はとても興味深く面白かったです。それから、映画の原作、アニメージュコミックス版の『風の谷のナウシカ全七巻』。映画よりずっと深いです。
2
TVドラマで話題の山崎豊子の著作、『二つの祖国』→教科書では習わない歴史の真実の葬り去られた部分を浮かび上がらせていて、私は真珠湾攻撃への認識が変わり、他にも色々考えさせられました。『沈まぬ太陽 全6巻』もオススメ。実在の人物をモデルに、組織と個人の闘い、航空業界と政界官僚の癒着、日本の闇の部分を見事に暴き出してます。他にも色々あるのですが、字数もあるのでひとまずこの辺で。 皆さんも本に限らず、ジャンル問わず、これは本物と思ったのがあれば、是非教えてください。 鬱と直接関係ない話題ですみませんが、よかったらお願いします☆