1 無名さん

生きるのは楽しいことだけあればいい!

それ以外は要らない!
2 無名さん
なんで?ゆーてみ
3 無名さん
 6年間の地獄から脱出できたのは7月25日だった。

 タイ人のコラーさん(54)はマレーシア沖で漁をする船で“奴隷労働”を強いられていた。炎天下、仕事は毎日約16時間。漁網を流し、力を振り絞って引き上げ、魚を仕分けて再び網を流す。それを1日に4、5回。早く動けと船長などから殴られ、何度も頭が切れて血が流れた。

【写真】奴隷労働させたとして取り締まりを受ける漁船

寝坊の罰は熱湯…深く眠れず
 特に怖かったのは熱湯だ。10人強が乗る船で仕事はシフト制。交代のホーンに気付かず寝ていると、熱湯をかけられた。やけどの痛みと恐怖で、ホーンの幻聴が聞こえるようになった。「寝坊はあの時の1度だけ。数時間おきに目が覚め、深く寝たことはない」。スクリューに絡みついたごみの掃除は深さ5メートルまで潜らなければならず、水死と紙一重だった。

 取った魚は洋上で大型船に積み替え、自分たちの船が燃料補給などのためにマレーシアの港に戻るのは月に1回。休みは、寄港時と大しけの日だけだった。

 陸で逃げた仲間は捕まり、激しく暴行された。逃げようとしたのか、違う船の漁船員の遺体が漁網に入っていたこともあった。自由を目指す気力はなかった。

「給料がいいよ」と誘われ
 6年前、タイ・バンコクの近くで、水産会社の社員から「給料がいいよ」と声をかけられ、漁師のコラーさんは船を移った。読み書きがうまくできず、契約書を交わした記憶はない。給料は月3万バーツ(約11万4千円)と聞いていたが、実際は月千バーツ(約3800円)だった。

 「食事や生活用品の代金を天引きしたと言われた。記録してなかったので言い返せなかった」。1カ月の食材は、乗組員十数人で鶏肉3羽分と豚肉5キロとコメ。自分たちで料理し、月末は取った魚でしのいだ。

安価なシーフードの陰の苦渋
 転機は今年5月。漁の許可証がなかった漁船が当局に摘発され、漁船員はマレーシアでホームレス状態になった。近くの漁師がタイの市民団体「労働権利推進ネットワーク」に連絡、7月に助け出された。

 「すべてが悪夢だった。今も嫌でも思い出してしまう」。コラーさんは涙で声を詰まらせた。世界3位の水産物輸出国のタイをはじめ、東南アジアから日本へ送られる安価なシーフードの陰には、コラーさんのような人々の苦渋がある。
4 無名さん
>>1
しっかりと読めよ
5 無名さん
こーいうのは要らない!
楽しいことじゃないから!