17 美奈穂
宗教と政治は、密接に関係します。宗教は、人類の幸福のために根本的思想哲学を説いたものです。従って、政治も民衆の幸福ために成り立たなければならないものですから、当然、正しい思想と哲学が求められなければ、偽善になります。政教分離とは、国家が特定の宗教団体に特権を与える事を規制した法律です。公明党の立党は、人類価値創造の理念(創価学会の根本的思想哲学)から、設立された党であり、国からの特権で設立されたものではありません。よって、政教分離に反しているとは言えないのです。靖国問題は、それこそ、先の軍事国家が靖国神社に対し、特権を与え、国民の思想統制をはかり、靖国神社発行の神札を配布し、国民を悲惨な戦争の犠牲にした、実に許し難い悪魔の神社です。その神社に、一国の総理大臣が参拝をすると言う事は、あの戦争を正当化しているとしか思えません。中国等が反感を募らせるのは当然の話です。だから、反対するのです。