49 *俊(法華講)◆692T
では、宗門の
教えをもとに仏法を述べます。
仏法は、今から約三千年前、インドの釈尊によって説かれたものです。
釈尊は
あらゆる人々を救済するために、
五十年間にわたって説法し、
その最後の八年間で目的
(出世の本懐)である法華経を説かれたのです。
この法華経の予言どおり、釈尊が亡くなって二千年後の“末法”と呼ばれる時代に、民衆を救済する真実の仏さまとして出現されたのが、日蓮大聖人です。
日蓮大聖人は法華経の極理として御本尊(曼陀羅)を信仰対象にし南無妙法蓮華経を唱えれば、いかなる人も仏の境界に至ると説いています。