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56 ジャッカル◆5Opt
Kさんの話しです。

酒癖の悪いうちの親父にさんざん罵声を浴びせた挙げ句、あることないこと言い連ねてバカにしまくったらさすがに怒ったらしく、裏の物置に何か取りに行ったのは見えたのだが、夜遅くだったので何なのかが見えず、ふと物置の近くに近寄ろうとしたその瞬間、別の物影からナタを振り上げ襲いかかってきた。
すんでの所で避けることができたが、ナタは自分の右肩すぐ横をすり抜けていった。
油断していたら脳天真っ二つだったことを考えると、今でも寒気がする。
ホントに死に近い一瞬であった。