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71 ジャッカル◆5Opt
☆さん(仮名)の体験談です。

私が小学生のころのことです。家族で大きな滝の上流にあるキャンプ場に行きました。キャンプ場の前の川は流れが穏やかになっていて、しばらくの間そこでおとなしく遊んでいたんですが、ちょっと冒険したくなった私は、岩づたいに下流のほうを探検しに行きました。
下流には高さ20メートルほどの滝があり、滝に近づくにつれて川の流れの中に岩が多くなり流れも速くなっていました。岩はわりと足場がよく、子供でも岩をぴょんぴょんと飛んで川の真ん中あたりまで行けそうだったので、行ってみる事にしました。が、しかし、目測をあやまった私は川に落ちてしまいました(お約束ですね)。
流れは思った以上に速く、体の小さい私はどんどん下流に流されていきます。このまま流されてしまったら滝に落ちてしまうと思い、なんとか岩につかまろうともがいていたら、ちょうど流れの真ん中にあった岩に両足を開いた状態でつっこみ、恥骨をしこたまぶつけてようやく止まりました。
滝に落ちそうになったこと&股間の痛みで死ぬかと思いました。
泣きそうになりながら家族のもとに戻ると、母親が「滝のほうに行っちゃだめよ。流れが速くなってるから!」と。もう遅いよ。うちに帰ってぶつけた恥骨をみてみると、恥ずかしいくらい丘が高くなっていました。