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71 ジャッカル◆5Opt
Oさんの体験談です。


鞘の唐辛子をほぐして、種を取る作業をしていた。手で丁寧にほぐしていた。
20本もほぐしたところで電話が鳴り対応。
10分ほど話しただろうか、尿意により電話を保留し、トイレへ。ファスナーをおろす。おちんちんをパンツから出す。しっかりと押さえて発射。狙い通り。いい気分。
そのまま電話口に戻り、話しはじめたそのときだった。
激痛が走った。何だ、この痛みは!
唐辛子をほぐした手でおちんちんを支えたことが原因であることは約2秒で理解できたが、問題はその対応である。今は電話中だ。
我慢した。
とにかく我慢をしたが、汗が出てきて止まらない。
前ぶれもなく電話を切り、とにかく洗ってみた。
駄目だ、熱い。燃えるような痛さだ。
冷蔵庫に入っていた氷を取り出し、マヌケに下げた。ジーパンとパンツ姿のまま氷を押し当てた。だめだ、冷やしすぎて余計に痛む。
しかもまだ手を完全に洗いきっていなかったので、余計に痛みが増してきた。とにかく石鹸で手を洗い匂いをかいだが、まだ唐辛子の匂いが取れていない。これでおちんちんをこれ以上さわるのは危険だ。
ここで、僕にはまだ、おでこに巻くタイプの『アイスノン』があることを思い出した。しかし僕のおちんちんは、すでに見るも無残に縮み上がっており、そんなモノを巻き付けるどころではない。それでも押し当てて何とかしようともがき続けるが、やはり痛い。
嗚呼、このままねじ切れてしまうのだろうか!? 叩いてもさすってもつねっても、痛さは取れない。
どうしてよいのかわからなくなったとき、またしても電話が鳴る。
「どうしたんだよ、いきなり切って!」
「ごめん、今は……。いってぇ……」
そのまま気が遠くなり、一時間ほど意識が刈り取られた。
気づいたとき、電話からはプーップーッと音が鳴り、痛みは和らいでいた。
マジで死ぬかと思った。