81 ふんわり名人
 11日の世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトルマッチ12回戦で、挑戦者の亀田大毅選手(18)(協栄)が反則行為を繰り返した問題で、日本ボクシングコミッション(JBC)は15日、大毅選手に一定期間、試合出場を差し止める「ライセンス停止」処分を科す方針を固めた。

 ライセンスはく奪に次ぐ重い処分で、同日夕のJBC倫理委員会で協議し、最長で1年間の停止処分となる見通し。JBCによると、試合での反則を理由とする日本人選手の「ライセンス停止」はここ10年で例はない。

 大毅選手は試合の最終12回、「レスリング行為」などを繰り返して前代未聞の「3点減点」という反則を取られた。「ボクシングを侮辱する行為」を重く見たJBCは、厳しい態度で臨む必要があると判断した。