1 刺青(タトゥ-)話 管理人

屁の魔人

先日、高校時代の友人の家に遊びに行ったんですが、友人の家まであと2、30メートルというところで不運にも6人くらいの不良グループにカツアゲされたんですよ。
私は助けてくれと叫びましたが誰も来てくれません。もうダメだと諦めかけたその時に目的地である友人の家から友人が飛び出してきてくれたではありませんか。
しかし手ぶらなんですよ、彼。
木刀とかなにか武器を持ってきてくれたら良かったんですが、素手で2対6では勝敗は見えています。
助けに来てくれたとは言え変わらない状況に絶望していると友人は履いているジーンズとパンツを脱ぎ、下半身を丸出しにしたではありませんか。
苦し紛れなのか、汚いものを見せればひいてくれると思ったのかはわかりませんが狼狽していると、彼は不良たちに尻を向け「ディープガスキャノン!」と叫ぶとケツ穴から濃い緑色の蒸気を噴射し、それを浴びた不良たちは苦しむ間もなく泡を吹いてその場で卒倒したではありませんか。
彼に説明を要求すると、尻撫師(しりなでし)を職業としている世界中を旅する黒人にケツをこすってもらったら肛門の中から屁の魔人が現れ、弱者を哀れむが如く放屁に関する特技を伝授してくださったとのこと。
友人は尻撫師の名前を訊いたところその黒人は今まで多くの人間の尻を撫で過ぎてセクハラ王だの千年に一人の変態だのと酷い罵倒を受け、それどころか猥褻罪も課せられ逃亡中につき正体は明かせないとのこと。

わたしも唯一無二の神通力を得ている人間と出会い、特別な力を与えて欲しいものです。
2 無名さん
うわぁ、サイテー!
3 無名さん
最低だネ。
4 無名さん
おおなんという