45 単純に
フィジカル。
身体的なスピード不足をオシムは嘆いていましたよ。
日本代表でスピードがあると言えば、1番早いのは駒野かも知れません。と。それほど日本人はスピードがないのだと皮肉った言い回しもしていました。

昔、三都主を呼ばない事にメディアがひつこく何度か質問をした事がありましたが、三都主はも〜歳です。スピードもなくなって来ていると。スピード面の低下を危惧していました。
オシムは現実を直視し、将来のチーム作りを考えていました。
また松井にせよ、常々選手を名指しでスピードがないとも、言っております。
当然サッカーなので考えるスピード等も含まれるでしょうが、オシムが悲観していた部分は日本人のフィジカル不足だと。

すばしっこい選手とはまさにアジリティ、俊敏性です。

スピードと俊敏性は少し異なるかと思います。

たとえ相手がカカであうとC・ロナウドであろうと、怪物ロナウドであろ〜と、10m前後の単距離でならついて行ける、走り負けない日本人は沢山いるはずです。

オシムは簡単な様で難しい表現をしておりましたが、日本人は斜めに動く事が出来る選手が沢山いると。
大きな選手は小さな選手が苦手ですと。

そういった選手を探し、代表で上手く生かす事は岡田の手腕でしょう。
その点は岡田はすでに着手していますし、オシムよりも選手を多く呼び、沢山試していると思います。呼ばれる選手には必ずといっていいほど俊敏性に優れる日本人がいますよね。

オシムは結果を出す為に自分が最も信頼出来る選手、知っている選手をまず呼んでいましたが、羽生や水野が該当するでしょう。

全くの余談ですが、うるぐすではオシムは水野が最も好きな選手だと言っていましたね。
恐れを知らない、自分から仕掛ける事が出来る選手だと。

すばしっこい選手等は日本人のサッカー選手、Jリーグに詳しければ誰でも知っていると思います。
後の課題は決定力ですよね。