45 はてさて
タバコは有害か?無害か?

有害と認められたり、有害とは認められないとされたりはするが、今や完全に無害とされることはない。ニコチンやタールや、一酸化炭素の有害性が否定されることはないし、恐らくこの先もないだろう。

また仮に、万が一無害だったとしても、タバコは煙たいし臭い。タバコの火で怪我をさせる危険性もある。実際に、タバコの火が原因で火傷をしたり、火事で家を失った人も数多く実在する。吸わない人間にとっては、人生において、重大な損失となりかねない要因を、無差別に近い形で吸う人間の権利を保護したために押し付けられる。これは今までの世の中が間違いではないか?

不愉快なことは、世の中たくさんある。しかし、今やタバコは多くの吸わない人間にとって我慢ならないと感じられている。以前にあったクチャラーという食事のマナーの改善を訴えるスレとは、声の多さも大きさも違うのは、いかにタバコを忌々しく思っているかということの一つの現れと言える。

政治的なバランスによってダブルスタンダードのもと、その時々で肯定されたり否定されたりするなら、世論でタバコが今よりもっと否定されればよい。法律によって認められているなら、認めないような法律に変えればよい。
そのための嫌煙主張なのだから。

そのためにも嫌煙家は、世間を見方につけることを、まず第一に優先するべきだと思う。

乱暴で暴力的で、下品で意地悪で、陰湿で悪辣で、短絡的で子供じみた発言が、世間で認められることは、あり得ない。本気で世間の支持を得たいと願うなら、そう言った行為は、厳に慎むべきだと思う。