75 Aシャア
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更に、海外FA制度が未整備なのも問題をややこしくしています。

国内FAの場合、獲得球団は放出球団に保証(人的保証、金銭保証)をしなくてはいけません。

ところが、海外FAの場合は制度上の保証がありません。

つまり、海外FAの場合にはMLB球団は日本の球団になんの保証もしなくてよいのです。

一昔前は、MLB球団は海外FAを待たずに、ポスティングで高い金額を払ってでも日本の選手を獲得したいと考えていました。

日本の球団もスター選手を無保証で盗られるのは大問題なわけで、
松坂大輔などは海外FA権利修得の一年前にポスティングでの移籍を果たしたわけです。

おかげで西武は大金を得ました。
1年後だったら無料です。

ところが、現在では不景気に加え日本人選手の不調も重なり、
ポスティングよりも1〜2年待ってから海外FAで安く日本人選手を獲得する方がメリットがあると考えるようになったのでは?

岩隈久志の海外FA修得がいつかは知りませんが、
もしかしたらそんな思惑もあるのかと思います。