54 無名さん
51>あ〜、やっぱりな〜というかんじ。人間は能力はみんな違うわけだから「同じ扱いをされる」という事は時に悲劇を生むのよ。普通はそれは「区別」というんだけど、扱い上は差別(場合によっては逆差別)になるわけ。例えば事実上労働できない障害者に対して制度上の差別(例えば人並みの年金がもらえないとか)はいけないのか?というと、それは必ずしも悪い差別とはいえない。
では悪い差別とは何なのか?それは人としての尊厳や生存に係わる差別、本人の自助努力ではどうにもならない差別が悪い差別です。前の話題にあった「大検」は、生存にも尊厳には関係なく、本人の努力次第で大学に入れるので悪い差別ではありません。公共の福祉は無料ではなく、そのお金は国民の税金から出ているので外国人の門戸が狭いのは当然なのです。そういう部分を完全に無視して「差別をなくそう」としても、それは新たな差別を生むだけです。義務を果たさない者が権利を持てば反発を受けるのは至極当然ですから。
差別を問題にする人たちは「なぜ差別が悪いのか」をもっとよく考えてください。一見優遇されてるように見えても、その立場に達するには努力があるのです。