>>82 現在大学受験を認められている外国人は、大学入試センター試験の出願資格を例にすれば、日本の文科省が認定した（海外を含む）学校以外の出身者であれば、国際バカロレア資格、フランスバカロレア資格、アビトゥア資格、の資格取得者と、国際的な評価団体（WASC,ACSI,ECIS）の認定を受けた外国人を対象に教育を行うことを目的として日本に設置された教育施設を出た者、となっています。要するに、朝鮮人学校は、日本が要求するような教育施設ではないという理由から、大学受験資格の認定として認めるわけにはいかない、ということだと思います。（ちょうど、あの「ヤマギシ会」の経営する高等教育機関を出ても、文科省が認定していない・文科省が求めている教育が施されていない、という理由から高卒とは認められないのと同じように。）この問題を解決するには、朝鮮学校が、日本が要求する教育体制になることであって、教室に金正日の肖像画が掲げられてるような状態では、難色を示すのは当然のことでしょう。国際的にねじ曲がった教育を日本が受け入れるはずはないと思いますし。ただ、一部の国立大学が、独自に朝鮮学校出身者に受験資格を認める方策を取っているので、その審査が通れば、文科省が何を言おうが入学を認める、という姿勢は一定の評価は得られると思いますが、やはり、あの「思想教育」を受けている朝鮮学校の子供達が一番可愛そうだと思います。日本における朝鮮学校の教育体制を変えることこそ、本当の解決であって、北朝鮮がキム独裁体制を取っている限り、文科省が大学受験資格を与えることに難色を示すのは、受け入れざるを得ないことだと思います。いくら国際的な流れが差別撤廃の方向に動いてるとしても、朝鮮学校の件に関しては、「差別」とは全く違う次元の話だと思うからです。北朝鮮が民主化すれば、絶対に全朝鮮学校に大学受験資格が認められるはずですよ。