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過去ログ2482
2010/1/20 22:15
▼瑠璃◆Hime99歳 福井
オコジョとは、食肉目イタチ科の動物である。 世界でもイギリスやヨーロッパ中北部から北アメリカ中部と広く分布している。 日本には、二亜種のオコジョが棲んでいる。青森県から本州中部以北にかけて生息しているのがホンドオコジョで、学名はムステラ・エルミネア・ニッポン（Mustela erminea nippon）と呼ばれている。 体長は、雄では18〜20cm。尾長が4.8〜6.7cm。雌の体長は14〜17cm。尾長が5.6〜6cmである。 オコジョはすべての尾の先が黒い。ただしホンドオコジョでは黒い部分が尾の三分の一程度しかなく、他の亜種とは違う点である。 もう一亜種、エゾオコジョは、北海道に生息している。ユーラシア大陸に棲むものと大差はなく、ホンドオコジョより一回り大型である。学名はムステラ・エルミネア・オリエンタリス（Mustera erminea orientalis）。尾先の黒毛部が尾の2分の1ほどあり、その点がホンドオコジョとは違う。 オコジョは、1年に2回、換毛と呼ばれる毛がわりをする。夏毛は、背面が茶色で腹部が白い。冬毛は、前身白色である。夏毛から冬毛にかわることを秋換毛といい、逆に冬毛から夏毛にかわることを春換毛という。 オコジョは、丸い可愛い顔をしている。目は逆三角形で黒く、目から鼻面までの吻が長くないから頭全体が丸く見える。耳も丸い。その上、頬のあたりの筋肉が発達しているからますます顔が丸く見えて可愛いという印象を与える。ところが性格は獰猛といえるほどで、数倍も大きなノウサギさえ襲うのである。
1/20 22:15
▼瑠璃◆Hime99歳 福井
オコジョとは、食肉目イタチ科の動物である。 世界でもイギリスやヨーロッパ中北部から北アメリカ中部と広く分布している。 日本には、二亜種のオコジョが棲んでいる。青森県から本州中部以北にかけて生息しているのがホンドオコジョで、学名はムステラ・エルミネア・ニッポン（Mustela erminea nippon）と呼ばれている。 体長は、雄では18〜20cm。尾長が4.8〜6.7cm。雌の体長は14〜17cm。尾長が5.6〜6cmである。 オコジョはすべての尾の先が黒い。ただしホンドオコジョでは黒い部分が尾の三分の一程度しかなく、他の亜種とは違う点である。 もう一亜種、エゾオコジョは、北海道に生息している。ユーラシア大陸に棲むものと大差はなく、ホンドオコジョより一回り大型である。学名はムステラ・エルミネア・オリエンタリス（Mustera erminea orientalis）。尾先の黒毛部が尾の2分の1ほどあり、その点がホンドオコジョとは違う。 オコジョは、1年に2回、換毛と呼ばれる毛がわりをする。夏毛は、背面が茶色で腹部が白い。冬毛は、前身白色である。夏毛から冬毛にかわることを秋換毛といい、逆に冬毛から夏毛にかわることを春換毛という。 オコジョは、丸い可愛い顔をしている。目は逆三角形で黒く、目から鼻面までの吻が長くないから頭全体が丸く見える。耳も丸い。その上、頬のあたりの筋肉が発達しているからますます顔が丸く見えて可愛いという印象を与える。ところが性格は獰猛といえるほどで、数倍も大きなノウサギさえ襲うのである。
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