1 独身で童貞の友光賢二郎

夢や希望

よく人はね、人生夢と希望をもつべきだ言うでしょ。
そう言う言い方はですねぇ、人を結局ねぇ前のめりして駆り立てるです。
夢や希望のない者は駄目なのか?ってことです。
独身で童貞の友光賢二郎は夢や希望もたなくても全然構わない。
高度成長期は不幸ではないが幸福とは断言できない。
夢と希望はもたなくても、とことん生きられるし
そんな夢と希望をもたなくても、どうどうと生きていた人が
いっぱいいた時代が近代以前にはあった。
夢と希望って何故必要って走るためです。何が走らせるのか?
お金💴ですよ。お金💴は走ってないと死んでしまう。
近代以降の人のあり方、人間のありようを規定しているあり方と
夢と希望って言い方は似ている。個性とか人材って言う言葉
つまり、何かこう意味のあるものと交換して、より大きなものを
手に入れるために突っ走れっ言うのと影で支えている。
夢と希望って言い方はいいですよ。夢と希望をもたなくたって
人は堂々と、とことん生きられるに違いない。
夢と希望のない人間は駄目だと言う言い方は駄目です。