とめ子さんいる？

もう死んだ?

バリバリに生きてますよ
元気はつらつ
今日も元気だ
マンコがしまる

この親友と名乗っている人物はどうも耄碌しすぎて戯言をほざく癖が付いて、そればかりかとめ子が既に自宅で死んでおり誰にも発見されずに腐敗が進んでいることすら理解していらっしゃらないようだ

とめ子は駆け込み乗車をしようと、上半身から車内に飛び込んだところ、ぎりぎり間に合わず腰の部分で扉が締まり上半身と下半身が分断されたとのこと。
運転士はとめ子の様子を見て「アウトー！」と叫んだそうで、その車両にいた乗客は「日頃から運転士の駆け込み乗車する乗客に対する不満が見受けられた。私も時間に余裕をもって電車を利用したい。」と語っています。

とめ子は富士急ハイランドでフリーフォールに乗ったところ、老いさらばえた肉体が空気の摩擦とGに耐えきれず体の組織が次々と解体されていき地上に着いた時にはとめ子が座っていたシートには何もなく、時間差で上空からとめ子の血や骨や肉片の雨が降ってきて悲鳴が挙がったそうです。

出たーーー

とめ子　小説家