11 Nora
「凡人の馬鹿共の中で輝きたかった」

若いな、チミは

漏れはそういうのはもう無くしちまったよ

漏れの文章のなかから君の心のなかで共感できるパーツを拾い、共感できる仮説を組み立てたのだろう
しかし、漏れはもうその仮説にあんまり共感できない
かなり昔は輝きたいとか、優越感に浸りたいとか感じていたんだけどな

漏れは漏れが輝いてるかどうか、優越しているかどうか、という点に興味はない
漏れが楽しいと感じるかどうか、それがすべてさ

ちなみに、漏れはチミと違ってオブラートに包めるし、ド変化球も言える
チミは文章を表面からなぞっているだけで、行間を読めていないよ
つまり、漏れの意図まで理解できていないということ

変化球も言えるという点では器用だと言えるだろうが、漏れは漏れのことを器用だとは思わん
むしろ、ド直球のボールを投げることができないという点で、不器用だと思ってる
そういう不器用さもあるのさ