69 無名さん
月刊ペン事件に『確定判決』は無い!!!
したがって、勝ったも負けたも無い。

東京高裁で20万円の罰金刑を受けて、隈部は上告。しかし、最高裁で決着が
つく前に隈部はガンで死亡。刑事被告人の隈部死亡により、決着無しで裁判は中止。
刑事訴訟法上、裁判中止。野球に例えれば雨天コールドノーゲーム。いくらリード
してたと言い張っても無効試合。ロッキード事件が田中角栄死亡で白黒つかずに終
わったのと同じ。

結局は確定判決ではないので意味は無いのだが、
東京高裁で隈部が懲役刑(執行猶予つき)から、罰金刑へと減刑されたのはなぜか。
記事か事実なら隈部は無罪。書いた内容が事実でなければ隈部は有罪。
結局、隈部は事実だと証明できなかった。しかし、非常に疑わしく、事実と考える
のも解るということで、微罪の罰金刑となった。
もう一つの理由は、学会側が池田大作が証人出廷をしないで済むように、隈部に2、3千万
を渡そうとした工作が裁判で認定されてしまった。学会側が姑息な工作をしたとして、被告人
の隈部は微罪の罰金刑で済んだ。

何はともあれ、刑事事件では裁判中に被告人が死亡すれば、ノーゲーム。確定判決は無し。
(民事事件なら相続人に引き継がれるが。宮本顕治盗聴事件は民事事件で争ったので、北条浩
が死亡しても遺族が裁判を引き継がねばならなくて、そして敗れた。)