78 笑えるお兄さん
そりゃどうも。
遺族になったらってのは何罪のこと?仮に殺人罪を示したとしよう。そういうことになったら俺は許せないよ。即刻死刑にしろって思うかもしれないね。ただ精神論ではそう言っても刑法が犯罪者の更正を基礎としてるわけだからね。じゃあ刑法を変えればいい。殺人は人を殺すのだから刑によって殺されるべきか?そんなことはない。それこそ、背景によって酌量してあげるべき殺人もある。それを考慮しても死刑を執行すべきか?
仮に自分の子供が殺人を犯したとしよう。しかし子供はいじめにあっていて苦痛だった。傷ついた。それを止めたかった。しかし子供がある日いじめっ子を殺してしまった。それを「人を殺したから死刑」にすべきなのか?学校側の対応は適切だったか?教育委員会は?(少年法の適用を考慮に入れてないのであしからず)
それらを考慮に入れず殺人罪は死刑と決めてしまっていいものか?
逆に親の立場だったら悔やんでも悔やみきれないでしょう。
そう考えたら一概に殺人=死刑はおかしいわけですよ。人を殺そうと思う背景には得てして様々な背景、ときにとても苦痛な背景もあるわけです。その過程でぼろぼろになった犯罪者自身を治してあげるという考えが更正なわけで。
そう考えるとすべての犯罪にはそれなりの原因があるわけで、それを治すってのは悪いことなのか?それこそ「再チャレンジ」できない社会でいいんですかね?