1 無名さん

複数の言語

スパニッシュは4か5ヶ国語くらい喋れるって聞いたんですけど、日本人も何国語か喋れるようになれるのかな‥。やっぱたくさんの時間がかかりますよね?誰か複数の言語を喋れる方いますか?かかった時間やアドバイスなどもらえたら嬉しいです
2 リトルウェアハウス弘恵
私も同意見ですが、「世界中の言語を楽しく学ぶ」(新潮新書 070)の著者、井上孝夫氏によれば、「日本人は多言語学習に向いている」との事です。屈折語の代表である英語には中学校以来の馴染み(いや、“腐れ縁”か?)だし、それとシステムが似ている中国語ので使われる漢字は知っているし…(すいません、後は略します)という事ですが…実際に多言語学習をしたいなら、上記の他、(以下、次のレス)
3 リトルウェアハウス弘恵
(続きです)「40ヵ国語習得法」(新名美次著、講談社ブルーバックスB-1045、著者はNYで開業した眼科医)「ピーター流外国語習得術」(ピーター・フランクル著、岩波ジュニア新書 343)等も参考になりますよ!
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スパニッシュってスペイン人のことですか?スペイン人に限らずヨーロッパには複数のヨーロッパの言語を話せる人がいるみたいです。もちろん日本人だって複数の言語を習得することは可能だと思います。ただ、ヨーロッパの人が自国以外のヨーロッパの言語を複数習得することと、日本人が様々な言語(たとえば中国語とフランス語とアラビア語とインドネシア語)を複数習得するのは訳が違います。一つは、地理的なこと。ヨーロッパは陸続きです。隣の国や隣の隣の国など、他のヨーロッパの国から人や物がたくさん行き来します。だから、外国の言葉を聞く機会や読む機会も多いと思います(例えばスペインに住んでいたとして、隣人がフランス人であるとか、スーパーで買った商品のパッケージがイタリア語で書かれているとか)。しかし、日本に住んでいると、ヨーロッパに比べ、このようなことは少ないです。もう一つは、ヨーロッパの言語は似ているということです。ちょっと調べてみたら、「入る」はスペイン語でentrar、フランス語でentrer、英語でenterだそうです。そっくりです。フランス語を習っていてentrerという単語が出てきたとします。日本人なら辞書を引いて意味を調べなければいけません(それでも次に出てきたときには忘れているかもしれません)。スペイン人(あるいはイギリス人)ならどうでしょう?多分辞書を引かずに意味が分かるだろうし、次に出てきたときに意味が思い出せなくて困るなんてことはまずないと思います。
このように単語が似ていること、語順が似ていることが、ヨーロッパ人が他のヨーロッパの言語が学びやすい理由ではないでしょうか。
それを日本語に置き換えて考えると、
@単語が似ている(=漢字(語)の知識が活かせる)という点では;北京語、上海語、広東語など
A語順が似ているという点では;ハンガリー語、トルコ語、アイヌ語など
B単語(漢字語)も語順も似ているのは;朝鮮語
だと思います。ヨーロッパの言語だとBに当てはまる言語が多いため、複数の言語が身につけやすいのだと思います。
だから、単に複数の言語を身に付けたいのだったら、今自分が使える言語に近い言語から勉強すると早くたくさん習得できると思います。
ちなみに私は朝鮮語を勉強しましたが、その前に勉強していた英語に比べ、かなり早く上達しました。