ＳＰおやじライセンス

ＳＰおやじ免許は、ハゲでデブでデベソでニキビだらけシミだらけでサメ肌でタラコクチビルで豚っ鼻で剛毛で不精髭が生えてて老け顔で常にランニングシャツとトランクスのスタイルならば老若男女問わず取得出来ます。合否の判定を下すのはこのわたしＳＰおやじです。試験場などはありません。つまりこのわたし自信が試験場というわけです。わたしは街でＳＰおやじ検定合格者に相応しい人物を見かけた場合は「君、合格ね」と声を掛けて、手作りの免許証を手渡しします。ちなみに免許証は水に極めて弱いので注意が必要です。ＳＰおやじ免許が欲しいのにどうしてもＳＰおやじが見つからない場合は、深夜に適当なコンビニにでも行ってみてください。ハァハァと興奮しながらエロ本を立ち読みしているＳＰおやじがいるかもしれませんよ？ですが、その光景を目の当たりにして引いているようでは、ＳＰおやじ免許を取得するには相応しくありませんよ。ＳＰおやじは理性、道徳、羞恥心から解放された進化した新たな人類なのですから。
もちろん履歴書にも書けますよ。
面接の際に、もしかしたら面接官に「ＳＰおやじライセンスってなに？面白い免許持ってるね、君ね、うん。こういう斬新さを持ってる人好きだよ、うん。明日からよろしくね、君ね」なんて言われてすんなり受かることも有り得るかもしれませんよ。でも免許の繊細を明かして失望されているようでは、その企業も所詮そこまでの程度ですよ。
良き時代の流れにうまく乗れない者はズルズルと堕ちてくだけなのだから。
だからみなさん、ＳＰおやじライセンスを取得して、ＳＰおやじと共に新たな時代の波を歴史を刻み込んでいこうではありませんか。