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育児休業取得者の4人に1人が

★育児休業取得者の4人に1人が職場去る 厚労省調査

・過去の育児休業者の4人に1人は、復職していないか転職などで職場を去っている
 ことが20日、厚生労働省の調べでわかった。
 育休中に退職させられたり、出産退職するつもりなのに雇用保険の給付金を申請
 したりしている人がいることが背景にある。
 雇用保険に加入する労働者が育児休業する場合、最長1年間、休業前賃金の
 40%が補償される。うち30%は休業中に「育児休業基本給付金」として給付されるが
 残りの10%は復職し6カ月以上働かなければ給付されない。
 これは「育児休業者職場復帰給付金」と呼ばれる。昨年度の基本給付金の受給者数は
 9万2796人だが、復帰給付金の受給者数は6万8673人にとどまり、約26%が
 復職していないか6カ月以上勤め続けていないことがわかった。