わらだみつえ
昨日、昭和館で「グレースオブモナコ」と「ルーシー」の二本立て映画を観ました。モナコ公国が傾いたとき、「最後の切り札」として王妃のとった行動とは・・・もとハリウッド女優としてのグレースケリーが、映画の世界ではなく自分の人生を舞台として活躍します。閉鎖された道路の兵士たちに笑顔で差し入れるフルーツバスケット、舞踏会での彼女のスピーチは屈強なフランス大統領のドコールの強行手段をもとどめさせます。スピーチは文句なしに素晴らしかった。ニコールキッドマン演じるグレースケリーもワルクないけど、ホンモノのグレースケリーの昔のフィルムがところどころ流れるのもよかった。ヒッチコック監督がもう一度映画に出演するようモナコを訪問したり、マリアカラスが舞踏会でウタを披露するシーンもよかった。もう一度、ヒッチコック監督のグレースケリーの出演した「裏窓」や「成金泥棒」を観たくなりました。
もう一本の、「ルーシー」はさすが、リュックベンソン監督好みの「最強の女性」でした!ネタバレになるのでこちらはシークレット♪です♪