初心者のためのモバイルギア徹底活用講座

DOS版モバイルギアに関する掲示板
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1 石本

ドコモバご臨終?

久しぶりにDOSモバを復活させようと思い、4台のモバイルギア

1. 黒モバ1号機(いつも使ってたやつ)
2. 黒モバ2号機(リース落ち?ですっごく汚い。)
下記青モバの調子が悪いので青い殻をかぶった黒モバ化計画有り)
3.緑モバ。
4.青モバ。入力できないキーがあったりと、調子が悪い。「2」と合体化計画有り。

さて、「2」「4」の合体化により、青い殻をかぶった黒モバができたつもりだったのだが、青モバから取り出した液晶のフレキが切れちまった。
仕方なく、「3」から液晶をかっさらって、青緑の殻をかぶった黒モバができました。

次に、「3」に、表示のいまいちな、旧「2」の液晶をつなぎ、3台のモバイルギアができる予定となりました。


1. 黒モバ1号機(いつも使ってたやつ)
2. 青緑の殻をかぶった黒モバ2号機。
3. 表示のいまいちな青緑の緑モバ。

ここで問題。
ななんと、「3」を起動すると、以下表示がでてしまう。
一番の課題は、今回の改造直前はどうだったかわからない点。
3年前は動いてたはずだが。

Vadem 486 BIOS Version 0.05C /H7.03H
Copyright(c) 1995, Vadem
Invalid Opcode Trap at F000:F000

さてさて、そこで、みなさんのご意見をうかがいたい。

(1)表示のいまいちな青緑の緑モバはさっさと捨てろ。
(2)分解掃除すると吉があるかも?
(3)ここをこうすれば直るぞ!!

皆さんのご意見をば。

石本
2 Kohyan
解体屋が召喚されました(笑)

召喚されたは良いんですが、色で書かれると混乱しちゃいますので
できれば型番で書いて欲しかったりして(^^;
また、分解レベルがどこまでなのかによってもアドバイスが
変わってきたりします。技術的に難しいと感じたら、潔く諦めて
別の方法を探ってください。お手伝いはしますので。

さて、"Invalid Opcode Trap at…"というのは、MC-K1でよく見かけた
故障の症状です。本体内にある大ボードと小ボードを取り出して
色々組み替えた結果、CPUが載っている小ボードに問題がある場合に
再現していました。
恐らくコネクタかROM関係のICあたりでハンダ割れを起こしており
それが理由で正しいデータ(OSには命令コード)が伝わらなく
なっていると思われます。

・分解&再組み付け
 過去の分解時に、ボード間のコネクタが緩んでいる可能性もあります。
 また、押さえすぎてコネクタや基板に負荷が掛かり部分的に
 ハンダ等が剥離している可能性も否定できませんので手加減を
 加えながら、基板の再組付けをしてみると直るかも(期待薄)
・小ボードの積み替え
 4台から3台作っているので、1台分は余っていますよね。
 そのボードを再利用するという手です。
 もしMC-K1が残っている場合でも起動しないよりはマシかと
・小ボードの修復
 コネクタ周りやIC周りを丹念に顕微鏡等でチェックし、皺等を見つけたら
 修正ハンダを施す。可能ならば古いハンダを除去して新たに
 処理することで再び割れるまでは大丈夫。
・部品取り用として保管
 大変残念ですが、これらで直せなければ、補修部品を取るための
 保管状態として、安定した完成形での安置をお勧めします。
 再生できなかった1台分も併せて保管しておけば、何らかの形で
 役に立つことがあるかも。全数を処分する際には、一緒に処分という
 事になります。

なお、お約束ですが

「 分 解 組 み 立 て は 自 己 責 任 で 」

「 無 理 と 思 っ た ら 諦 め る の も 勇 気 」

という事でお願いします。
万一のことがあっても、こちらのサイト主宰である京kyouさんや、
方法を記述しているKohyanは一切責任を負いかねますので悪しからず。

#って一文を書かなきゃなんない時代なんでしょうか(^^;
3 石本
Kohyanさん、アドバイスありがとうございます。
ちょっと時間がとれたので、

(2)分解掃除すると吉があるかも?

が神の啓示だったらうれしいなと信じて、
『3. 表示のいまいちな青緑の緑モバ。』
を分解掃除してみました。

上記緑モバは、前回、
液晶ユニットしか交換してない。
本体基板はほとんど触ってない。
筐体の裏のねじも2つしか取り外さなかった。
ということから、

『Invalid Opcode Trap at F000:F000』
は本当に予想外でした。


ただし、液晶ユニットは、以下キメラ状態です。
緑モバ本体を含めると3大合体。
・液晶外側のプラスチック部は青もばから拝借
・液晶の中身は旧黒モバ2号機から拝借


さてさて、肝心の分解掃除。
BGAチップが乗ってる基板を一度取り外して
付け直すところまではやりました。

しかし、残念なことに、上のメッセージ表示に変化なし。

次は、ハンダごてをもって小ボード
うんぬんに、手を出したいと考えてます。


と、ここまで書いて、色による
DOSモバの判別は不評とのこと。

最後に、色の換算情報を列挙しておきますので、
これで勘弁してください。
でも、色の言い方はこれで合ってましたっけ?

黒モバ: MC-MK32
緑モバ: Mobile Gear for DoCoMo (ドコモバ)
青モバ: MC-K1

石本
4 Kohyan
ふと気になって、ドコモバを引っ張り出し、実際にbootする
様子を眺めてみましたが、石本氏のマシンでは
"Booting..."
"Starting MS-DOS"
という表示がされる前にエラーが出ていますよね?
それを考慮するとBIOSを読み込んだ直後で止まっているので、
小ボード上のROMが一番怪しいと思います。ハンダの変化を
しっかり見極める必要があるとは思いますが、相当細かい
作業になりますので、最低でも数倍のルーペと精密用(IC用)の
半田ごては必要かと思われます。

また、BIOSを読んでいるであろう様子から、CPU関係は正常に
動作していると思われますので、周辺のROM関係を目視してみて
見当が付かない場合はジャンク目前と思って頂いた方が良いと
思われます。

#静電破壊でなければ、変化が見える事が多いと思うのですが…

> 色によるDOSモバの判別は不評とのこと。

あ、そういう意味では無かったんですが、頭の中で型番変換するのに
少々混乱していました。ごめんなさい。

過去資料をひっくり返すと以下の様な分類になっていた様ですね。
MGDOSというメーリングリストで公開されていた内容です。
+------------+---------+
|機種 | 愛称 | +============+=========+
|MC-K1 | 青モバ |
+------------+---------+
|MC-MK11 | --- |
+------------+---------+
|MC-MK12 | 黒モバ |
+------------+---------+
|MC-MK22 | 紺モバ |
+------------+---------+
|Mobile Gear |ドコモバ |
| for DoCoMo | |
+------------+---------+
|MC-MK32 | --- |
+------------+---------+

#レビジョン関係の表からカットしたので枠付き(^^;

一部では「草モバ」等の別名があったという記憶や「青緑モバ」と
書かれていた事で、あたしが勝手に混乱してるだけです。お手数掛けました。
5 Kohyan
あー、崩れた( ̄∇ ̄;;
まぁ、読めるから、良しとして下さい。今後は別の方法を
考えなきゃいけませんね。文字数合わせにスペースはダメ…と(メモ)。

遅ればせながら連投、失敬m(_ _)m

さて、ハンダ割れの実例ですけど、実に微妙です。慣れれば結構簡単に
見て判るんですが...

HP-200LXの修理をやっておいでの方が、サイトでわかりやすい例を
用意して下さっているので、ご紹介します。
○矢澤行政書士事務所
http://ipwo.kilo.jp/

目的の画像は、トップから
業務→その他→200LX→液晶故障例全般→事例5
でたどり着ける液晶表示関係LSIの画像です。いずれも劣化で
ハンダが割れてしまい、パターンから剥離している物ですが、
事例9ではLSIの足とパターンの間にお札が入るほどの隙間が
出来てしまっている様です。

参考になれば幸いです。根気が必要そうですが、頑張ってみて下さい。
6 石本
Kohyanさん、情報ありがとうございます。

液晶ユニット交換を含めて、3回目の
ドコモバ分解のトライ。

ハンダごてをもって、あちこち見たが
全然わからん。

よくわからんが、あやしいような気がする
ところを再ハンダして組んで確かめた。

またまた同じ
『Invalid Opcode Trap at F000:F000』

次は、あちこちハンダごてを当てる予定。
Kohyanさんの情報も有効活用できてないし
ジャンクへの道が思いっきり近づいてきた感じ。

石本
7 Kohyan
ありゃー、ダメですか。
CPUはBGA実装なので手が出ませんが、SECと表記のある物は
セミカスタムゲートアレイです。また、SSTと読めるロゴの物は
正体不明です。
NECの石で長辺に足がある(中程に隙間が空いてるはずです)はRAMで、
短辺に足があるのがROMですから、攻めるならROMではないかと
思います。

もしかすると運良くピンポイントで修理が出来るかも知れませんから
欲張ってあちこちいっぺんにやるんじゃなく、一つの石を弄ったら
ハンダカスやパターンの短絡がない事を確認して実装→起動を
やってみて下さい。ほんとに運試しですが...(^^;
8 石本
Kohyanさん、ドコモバはご臨終とあいなりました。

何度かトライしても改善の兆しが見えないため、
もうあきらめたとつぶやきながら、ふと手を
緩めると。

ブチ。

液晶のフレキが切れちまった。物理的にも
あきらめることになりました。
9 Kohyan
ありゃりゃ...( ̄∇ ̄;;
切っちまいましたか。あとはバラしたとしてキーボードとか
上半身(液晶側筐体)とか、下半身(ドコモバ専用)とかの
交換用補修部品でしょうか。大ボードは生きてますから、PCMCIA関係が
壊れた場合の交換部品(部品か?)として待機させる程度に
なるでしょうね。

以前、液晶に繋がるフィルム基板(フレキ)をそのまんまコピーして
作ってくれないかと業者に持ちかけたら、初期費用だけでかなり
高額になったので挫折しちゃいましたが、そういうパーツが入手
出来たりしたら復旧できるのかも。

#液晶が割れて、フレキは無事ってのが理想的?
#しかし、すっごく面倒なハンダ付けが待ってるかも(^^;

残念な結果にはなってしまいましたが、ひとまずお疲れ様でした。