200LXとIrDAでLaplink接続
DOSmobaとHP200LX間でIrDAでLaplink接続できましたので報告します。
まあ、ケーブルがないときの防備録ということです。
構成
DOSmoba(MC-MK12)
a:\laplinkのフォルダを作成してそこに必要な環境を作ります。
HP200LX(2MBノーマル機 JKITfreeで日本語化)
DOSmoba設定
以下のようにDOSmobaに環境に必要なファイルを用意します。
1. DOSmoba用のIrDAソフトを準備する。
インターネットのモバ用サイト"MG LIB"のDOS>Network>MGCOMR
DOS上でシリアル/赤外線port(COM1/2/4)を使えるようにするソフト
をモバのa:\laplinkにダウンロードして解凍しておく。
mgcom.comというファイル名です。
2. 200LXの d:\bin フォルダにある6ファイルをDOSmobaの
a:\laplinkフォルダにcopyする。
llra.bat,llra1,bat,llra2.bat,llra3.bat,llra4.bat
tsi.ini
参考:HP100LX/200LX BIBLE p.208
3. tsi.iniの [COM1]の項目を以下のように変更する
■変更前
------------------
[General]
ComputerName=HP 200LX
:
:
[COM1]
Enabled.Redir=Yes
------------------
■変更後
------------------
[General]
ComputerName=MobileGEAR ←名前を適当につけます
:
:
[COM4] ←COM4にします
Enabled.Redir=Yes
Type=Serial
Address=3F8
IRQ=4
Baud=57600
------------------
参考:HP ConnectivityPack User's Guide P.5-16
HP200LXの設定
シスマネからlaplinkを立ち上げます。
F10(Set)で Interface : Infrared Speed : 57600
F8(On/Off)を何度か押して Status: On 状態にします。
※Speedはデフォルト115200ですが、57600に変更すること
IrDAポート同士を向かい合わせになるように200LXとDOSmobaを
置きます。
準備ができたらDOSmobaをいちど再起動させMS-DOSプロンプト
状態にしてIrDAはCOM4になりますので以下のようにコマンド
を入れます。
a:
cd laplink
mgcon 4 on
llra /4 /on
これで接続できれば200LXがピポッ音がしてconnected表示になります。
DOSmobaでは llra /m と入れれば200LXのドライブレターが表示されます。
llra /m
------------------------------
:
:
Connected to: HP 200LX on COM4
Drive Map:
Local Remote
E.......A
F.......C
G.......D
H.......E
:
:
------------------------------
DOSmobaからFDなどのソフトがつかえ、ローカルドライブのように
200LXのドライブにアクセスできます。
私はDOSmobaから200LXのDoDiaryなどのソフトをつかっています。
切断方法はDOSmobaで以下のように入力します。
llra /off
mgcom 4 off
常駐解除は以下のとおりです。
llra /u
mgcon 4 off
以上
まあ、ケーブルがないときの防備録ということです。
構成
DOSmoba(MC-MK12)
a:\laplinkのフォルダを作成してそこに必要な環境を作ります。
HP200LX(2MBノーマル機 JKITfreeで日本語化)
DOSmoba設定
以下のようにDOSmobaに環境に必要なファイルを用意します。
1. DOSmoba用のIrDAソフトを準備する。
インターネットのモバ用サイト"MG LIB"のDOS>Network>MGCOMR
DOS上でシリアル/赤外線port(COM1/2/4)を使えるようにするソフト
をモバのa:\laplinkにダウンロードして解凍しておく。
mgcom.comというファイル名です。
2. 200LXの d:\bin フォルダにある6ファイルをDOSmobaの
a:\laplinkフォルダにcopyする。
llra.bat,llra1,bat,llra2.bat,llra3.bat,llra4.bat
tsi.ini
参考:HP100LX/200LX BIBLE p.208
3. tsi.iniの [COM1]の項目を以下のように変更する
■変更前
------------------
[General]
ComputerName=HP 200LX
:
:
[COM1]
Enabled.Redir=Yes
------------------
■変更後
------------------
[General]
ComputerName=MobileGEAR ←名前を適当につけます
:
:
[COM4] ←COM4にします
Enabled.Redir=Yes
Type=Serial
Address=3F8
IRQ=4
Baud=57600
------------------
参考:HP ConnectivityPack User's Guide P.5-16
HP200LXの設定
シスマネからlaplinkを立ち上げます。
F10(Set)で Interface : Infrared Speed : 57600
F8(On/Off)を何度か押して Status: On 状態にします。
※Speedはデフォルト115200ですが、57600に変更すること
IrDAポート同士を向かい合わせになるように200LXとDOSmobaを
置きます。
準備ができたらDOSmobaをいちど再起動させMS-DOSプロンプト
状態にしてIrDAはCOM4になりますので以下のようにコマンド
を入れます。
a:
cd laplink
mgcon 4 on
llra /4 /on
これで接続できれば200LXがピポッ音がしてconnected表示になります。
DOSmobaでは llra /m と入れれば200LXのドライブレターが表示されます。
llra /m
------------------------------
:
:
Connected to: HP 200LX on COM4
Drive Map:
Local Remote
E.......A
F.......C
G.......D
H.......E
:
:
------------------------------
DOSmobaからFDなどのソフトがつかえ、ローカルドライブのように
200LXのドライブにアクセスできます。
私はDOSmobaから200LXのDoDiaryなどのソフトをつかっています。
切断方法はDOSmobaで以下のように入力します。
llra /off
mgcom 4 off
常駐解除は以下のとおりです。
llra /u
mgcon 4 off
以上