草の笛
過去ログ1
2003/11/25 1:02
▼Fiorinaおじゃましますsakutaroさん、こんばんは。お元気ですか?
時々おじゃまして、読ませていただいてました。静謐のお部屋ですね。
私もホームページみたいなのを作りましたので、よろしかったらおしゃべりにいらしてくださいね。以下のURLです。
http://www.geocities.jp/masamiwin/fiorina0.htmlお待ちしています。
Fiorina
2003/11/25(火)0:57
▼sakutaroサマー・セーター悲しい幸福、そんな日にラベルの
ボレロは鳴り止まない。
乳房の無いトルソーは、
闇の世界からの告白の声。
少女の肌に柔かいサマー・セーター、
風のささやき。
何が有ったのか、すすり泣く。
ライラックブルーは、あなたに良く似合う。
藤椅子に座リ推理する横顔に翳が写りゆく。
ミネルヴァの梟は有ったのだ。
神の告げる夕べ。
ストーリーは解読された。
ベンチでは、もう秋の風。
私のくちびるは首筋に。
ラベルのボレロは鳴り止まない。
2003/7/14(月)0:42
▼sakutaro少女少女の秘密は指をからませること。
ふたりは校舎の光りの当たる校庭へ。
あなたの指の傷は治ったの?沈黙の目は、
そう、問いかける。
意味の無い存在の彼に尋ねる。
輝きの無い、野球部の万年補欠の君に。
校舎の窓を閉じ、話そうか?
あなたの名は私が呼んだ。
アナウンスされる事の無い名を
秋の草が乱れ咲く校庭で。
グラウンドは、いつも真っ白だった。
ふたりのユニフォームのように。
2003/7/13(日)23:49
▼sakutaro春愁に紅い花咲いた。暗やみに咲いた。からだが疼く。紅い花さいた。闇夜の中だ。明日は要らぬ、このまま死へと。紅い花、咲くよ。
心中しよかと女が言った。それだけは嫌よ。
真珠のようなあなた。落ち星に願を懸けても
無駄なこと。紅い花咲いた。からだに咲いた。
奈落に行こか?紅い花と共に。
2003/6/18(水)2:36
▼sakutaroアウシュヴィッツ逮捕された詩人たちは天国へ。あからさまに首を吊るされて。秋の蝶は部屋に封じこめられ。コートを脱ぐ音がする、お迎えが。
あの許された拷問が始まる。コルトの冷たい歓喜の感触が。誰かが見ている、ハーケンクロイツ。もう、すべて、はだかになった。
私は生まれ変わりまた虫になる。チェンバロの響きのように。焼け野原になったベルリンに帰らず違う熱帯の国で、快活な少女になる
炎の部屋の錬金の技で、あなたの手で。ああ、もう一度、あの美しい交尾を願う。
舞いましょう、ベッドでは無く花野で。
2003/6/17(火)13:43