草の笛
過去ログ11
2005/8/25 10:54
▼sakutaroShow the Flag.真夏の旗は何処かに消えてしまった、、
2005/8/25(木)10:54
▼sakutaro孤愁の岸秋出水引かぬまことの震災忌。思ひ出や八朔の尽きて野分の里に佇めば亡き人しのぶ夕月夜。花野には七草の咲くをみなへし。また、をとこへし。刈萱の丘に登れば葛の花また藤袴。こほろぎの鳴くふる里は今は無き。草雲雀揚がる明日の野辺送り。ああ、かねたヽき。天下を見たる秋の潮ふき上げる、立待月に成るばかりぞ。明日の雨月となりにけるかも。
2005/8/21(日)2:16
▼sakutaro挽歌愛すれど心ならずも赤のまヽ。しらぬひの耀きてあり有明けの人知れず咲く稲の花。欝金の花に染められた窓明り。絶えて無し、芭蕉も印度支那の戦乱にあけくれて。溝蕎麦すヽるあぜ道にアメリカ兵の懸け煙草は流れけり。煙をあびるカンナ燃ゆ、また、水引き草を抜き金品を与。与謝の海、天の橋立ながめればころころと鳴る小豆かな。あヽ六斎念仏を唱える地蔵盆、秋遍路の支度にモナリザも秋暑し。ルーヴル宮の中に秋薔薇咲にけるかな。
2005/8/18(木)9:46
▼sakutaroパステル画茨の花の咲く頃に出会ひ麦の笛を吹いて遊び、杜若の日々は帰へらず。短い夜は明け蜜柑の花を与へたし、鈴蘭の髪飾り。梅雨の頃はジュネーヴへ。帰国すると夏木立。昼がほに木苺。滕椅子の二人。雲の峰は眩しくパラソルを振るあなた。紺色のハンカチを出す、ふんすゐは高く夕立のやうに。メロン切つて食べながら見た夏芝居たち。金魚玉は透きとほるラムネ色に、蝉しぐれ激しくて肌脱ひだまぼろし。向日葵の子よ、初盆の地震によみがへる幻よ。嗚呼、何故にかくもむなし。昼花火して別れし、ながれ星のやうに
2005/8/16(火)21:08
▼sakutaro優しき賭博者(象牙の牌)それは飴色のような、重くもなく軽くもなく、良く手に馴染んだ。
友人の祖母が満州から、その命と共に運んで来たものだった。
時々、女の美しい声で、テンホー、とか、チュウレンパオトウ、、とか、聞こえた。その家の中には女性は居らず、チャイナ・ドレスを着たセピア色の、その祖母の若き日の写真が有るばかりだった、、
2005/5/7(土)23:11