薔薇の頬
過去ログ18
2018/10/1 14:50
▼さ記憶自分にとって不利な記憶は、絵の具の色彩が薄れて行くように消えて行く。
もう、確かめるのさえ覚束ない。その資料も写真も廃棄したからだ。
それでもまとわりついて離れないとしたら、それがあなたの本当の記憶。
2018/10/1(月)14:48
▼さウ゛ァンパイアの一族わたし、これでも、300才なのと彼女は明るく笑う。
「しかし、妹のようにしか見えないよ。これからも、付き合っていこう」
私は震えながら言った。それほど彼女の深かったのだ。俺は聞き役に過ぎなかった。だんだん彼女の頬は紅潮し、眼は研ぎ澄まされていき、俺の喉を見詰めているではないか?
あっという間に俺に飛びかかり俺は蝋のようなミイラになった。あの幸福感は何だったのだろうか?
やがて木枯らしが吹き、俺はむっくり起き上がり、手当たり次第に若い女の生き血を吸うた。女たちはミイラになった。行く末は俺と同じだろう。
俺は茫然とルーマニアの笛を吹く。俺は今では立派なウ゛ンパイア。あと、何年、生きるやらねえ、、
2018/9/29(土)5:09
▼さ記憶自分にとって悪い記憶は消え去り、都合の良くない事は段々と絵の具の色彩が消えてゆくように薄れてもう確かめるのさえおぼつかない。
その資料も写真も破棄したから。
それでも纏わりついて離れないものが有るとしたらほんとうの悪い思い出。しょうの合わなかった女のように。その悪夢がもしほんとうの自分であるとしたら僕の人生はいったい何だったろう?
鋭さを失ってしまった頭で考えてみる。僕の人生は苦しむに値したか?そういうような事を考えるのは辛い。色彩をとどめたいた頃のベルリンの町並みの写真、それは自分が一番幸せであった頃を眺めながら老人は葉巻の火を揉み消した。老人の遺体も薄い色彩の写真も焼かれてしまった。葬式屋は、老人の最後の写真を一枚、要求したから。
2018/9/20(木)16:45
▼さおしゃべりな歌姫歌はシューベルト・プログラム
2018/4/10(火)5:02