78 アタカンチ◆P5sW
>>76の続きです。
巻選手は今では184a90`近い頑強な選手です。非常に頑張って守備もする選手だと思いますが、どちらかと言えば乳酸の溜まりやすいタイプで、岡崎選手の様には行きません。
とてもじゃないですが、継続して前線からプレスをかけ続ける事は困難だと思います。
ですが、足元の技術が落ちようとも、スタミナが他の選手に劣ろうともオシムは必ず呼んでいました。(攻撃のオプションの一つです)
巻には高さと言う、他の選手にはない物があるからです。(当然教え子で信頼していた事もあると思います)
オシムはリスクを恐れず攻撃的なチームを目指していますと言っていました。
自分は巻選手が好きで、今でも必要だと思っています。より良い選手がいれば越した事はないですが。(この変はみなさん賛否両論)

岡田監督は彼を切りましたね。
より自身のコンセプトを機能させる為だと思います。
シンプルな繋ぎのサッカーをする為に足元の技術に長け、運動量豊富な選手を起用します。

巻選手を切ったのは彼の覚悟、コンセプトへの信念だったのではと思います。
唯一現在矢野選手がいますが、彼はスピードもあり、柔らかいタッチを持ち、足元の技術も巻選手より長けていると思います。

オシムは選手起用方等の理由をよく会見で話してくれました。
例えば、当初遠藤は4-4-2の攻撃的な左のMFでしたが、守備面で不安があるからと攻撃的な位置に配置していました。

日本のマケレレだと鈴木をボランチに必ず起用しています。(例え等も利用して選手起用の訳を話してくれます)
鈴木選手は奪われた際のカウンターの起点を、リスクを潰す事にも長けています。
オシムは非常にバランスを重視しつつ、その上で全員に攻撃、守備を求めていたと思います。

俊輔を変えた理由や松井を変えた理由等、オシムは説明をしてくれる事がありますが、岡田監督はそうではないので、自分ももどかしい気にはよくなります。

みなさんが思う、選手のポジション配置や起用するメンバーです。
何故そこでこの選手を配置するのか等です。(もどかしいですよね)

ですが、岡田監督には目指している物、覚悟や信念が見受けられます。
若手を見つける事にも長けていますし、必ずしもオシムの方が全てに長けている訳ではないと思います。