日本航空123便墜落事件

過去ログ321 2007/8/5 22:13

♪aa
Re:K・Kさん
> 当方勉強不足で申し訳ないのですが、異常発生時がまだ上昇中であったとする書物と、水平飛行に移った直後としている物の両方を読んだ気がするのですが、実際はどちらなのですか?

本当に勉強不足ですね。
(なにか試されているような気もしますが・・・)

この手の情報を確認するには文字情報ではなく記録されたデータ、さらには原典を参照することを強くお勧めします。

鉄道・事故調査委員会のHPからダウンロードのサイトに移って1985年の報告書を開きます。すると123便のデータが出てきますので、ファイル一覧を参照して、PDFファイルをダウンロードします。
2007/8/5(日)22:12

♪K・K
aaさん、ありがとうございます。当方勉強不足で申し訳ないのですが、異常発生時がまだ上昇中であったとする書物と、水平飛行に移った直後としている物の両方を読んだ気がするのですが、実際はどちらなのですか?
[タイトル]
質問
2007/8/5(日)19:07

♪にゃおん
出張帰りの私の直属上司がこの機に乗っておりました 20年以上経った今でもやさしかった上司の事を思い出します 真実を知りたい気持ちは当時のまま変わりません

N・M氏H.P拝見させてもらいました 全ては同意できかねますが、内部爆発説可能性は有りますね  私なりの考えですが以下の理由からです
・1次報告の『スイッチを押している方がいらっしゃるんですが、よろしいでしょうか?』(無からこの文面が出てくるとはとても思えない、何かしらこれに近い会話があったのでは)
・爆発音後の機長の最初の言葉『まずい』(私にはそう聞こえます)ですが、平穏の状態で突然爆発音がした時この言葉はあまり使われないのでは 『ん?』 『何だ?』 『どうした?』とかだったらしっくりする様な気がしますが  『まずい』ともし言ってるのなら爆発音前に何かしら不穏な雰囲気(スイッチ〜等)が有った様な気がします

N・M氏は機長でとてもこの事故に詳しい方みたいなので、ぜひお聞きしたい事があるのですが
・爆発後の6秒後に機長が言った『スコーク77』について、この緊急信号は何かあった時は(取りあえず)すぐ使用する物なのですか? 普通に考えるとまず何が起こったか認識した後出す物ではないのかと思うのですが 又、6秒という短い時間に何が起こったか理解する事は可能なのでしょうか(計器等で)?    
・機体後部は乗客の荷物置き場になっているのでしょうか? そうだとしてそこに爆弾を持ち込む事は簡単なのでしょうか?
2007/8/5(日)18:24

♪aa
Re:K・Kさん
>aaさんは航空機のパイロットなのですか?

自分でも残念でなりませんがパイロットではありません。航空輸送の安全について考える地上の人です。


>尾翼のフラッター現象はどのような感覚でコックピットに伝わるのですか?

YS-11やセスナ機のように操縦系統が直接ケーブルで繋がっていれば、カタカタと左右のペダルが前後するはずですが、B74ともなると直接ケーブルでつないでも人間の力ではとても操作できないので油圧を使います。しかし、単に油圧装置を介在させただけでは重い軽いといった俗に言う「風を感じる」ことができないので、自動感覚装置なるものも介在していて、正直なところB74でフラッター現象が発生した場合に、外部からの作用が操縦桿なりペダルなりに伝わる設計になっているかは確認が取れていません。ただ、インジケータでラダーの動きに異常を見て取れる可能性もありますので、この説を今もって残しています。


>客室の酸素マスクは自動的に降りるようですが、クルー用の物はどうなってますか?必要に応じて自分で引っ張り出すのですか?

必要に応じて取り出します。離陸前には必ず「酸素ボンベの残量が100%」であることを確認する手順になっていて抜かすことができない仕組みになっています。

パイロットでなくて申し訳ございません。
2007/8/5(日)18:10

♪K・K
aaさん、ありがとうございます。その通り、異常発生直前のやりとりについては内部爆破を想定すると温度差を感じずにはいられません。また、自爆(自殺)であれば、わざわざリモコンを使わずとも時限爆弾で十分な気もします。機長が羽田帰還にこだわった理由は非常に良く理解出来ました。ところで大変詳しく回答して下さったaaさんは航空機のパイロットなのですか?いくつか教えて下さい。尾翼のフラッター現象はどのような感覚でコックピットに伝わるのですか?また、客室の酸素マスクは自動的に降りるようですが、クルー用の物はどうなってますか?必要に応じて自分で引っ張り出すのですか?
[タイトル]
質問
2007/8/5(日)16:54

♪aa
Re:K・Kさん
次に酸素マスクの件ですが、急減圧があったかどうかは疑わしいところです。しかしマニュアルに定められた酸素マスクの着用を初期の段階で実行しなかったCAPの資質には疑問がありますし、酸素マスクは減圧を感じる感じないにかかわらず着用するものです。徐々に減圧した場合、または帰還中に急減圧した場合のことを考えれば当然の行動です。FEに促されても着用しなかったところを見ると、そのとき既に酸素濃度が低く判断力が低下していたものと推察します。また、CAPが息切れしている場面がありますが、それも酸素濃度が低下していることを示唆しているのではないでしょうか。
マスクを着用すべきか様子をみるような状況はありません。

高度の読上げの点については、当該機の飛行における最大の関心事は対気速度であって、高度については目の前の山を乗り越えられればそれで十分だったものと考えられます。失速すると高度が下がりますので、まずは対気速度が下がらないよう注意を向けていたものと考えます。実際失速からの回復時に大気速度を読み上げています。

鉄道・航空事故調査委員会は、事故の再発・未然防止を目的に調査・建議・勧告する独立機関であり、刑事事件の立件のための調査はしません。ただ日本においては残念ながら行政から「独立」していないのが現状です。よって鉄道や航空事故については事故調と警察がそれぞれにそれぞれの目的で調査しています。
よって、もしこの123の件が事故ではなく人為的な事件だとお考えになった方は、事故調ではなく警察庁に被疑者不明のまま告訴すべきだったことを申し添えておきます。

幸いにして、以降同種の事故は発生していません。ボーイングはラダーの作動部の構造を変更しました。何が原因で何が功を奏したのかは不明なままですが、悪いことではないことは間違いありません。

爆破説が真実であるとするならば、どういった対策が取れるのか考えてみてください。
2007/8/5(日)14:19

♪aa
Re:K・Kさん
FO「じゃぁ気を付けてお願いします」
(もうスイッチを押しているのであれば、本当に爆破されるかもしれないぞ、気をつけよ!)
【爆発音】
CAP「なんかばくはつしたよ」

K・Kさんはこの認識のギャップまたは温度差にも疑問をもたれたものと思います。仮にCAPが爆発物の存在に半信半疑だったとしても、はたしてこのような反応をするでしょうか? わたしはコクピットにおいてクルーたちがラダーの異常(フラッター現象の始まり)に気がついていたものと考えています。

「機体が安定していないから誰もキャビンに確認に行かなかった」という見方があるようですが、「上昇」を不安定と言うならば、SEAT BELT SIGN はずっと点灯したままです。当該 3 men crew の機材において、通常飛行中に「誰もコクピットから出られない状況」というのはまず考え難いことであります。

「もしも、人為的で意図的な航空機内部爆破と云うことであれば、その爆破犯人は誰であるのか?被害者側への補償は誰がするのか?等の大問題が派生し、大変なことになる、とても再調査は出来ない。そっとしておいてくれ!」などと航空事故調査委員会は考えません。なぜなら刑事事件、民事訴訟などの問題は委員会の範疇ではないからです。

ボーイング社が非を認めたのは、誰の目にも明らかな修理ミスの痕跡があったからだと思われます。ちなみに、これを否定すると同型式の機材の耐空証明が取り消されて、世界中の多くの航空会社が運用停止を余儀なくされてしまいます。

横田および名古屋へのコンタクトを拒否してかたくなに羽田をリクエストしたのは、横田および名古屋ともに内陸にして市街地にあり、当該機が着陸するにはリスクが大きすぎると判断したからだと思われます。羽田は上記2空港に対して海に面している上に横風用も含めて複数本の滑走路があり、最悪でも東京湾に着水させることができます。「(横田は)不慣れな空港であり、着陸後の乗客のグランド ハンドリングと云う点で大変な欠点があり・・・」なる理由は誤解を招きかねない表現ですので、追記させていただくと、民間航空機は例えばエンジンが1基停止すれば横田だろうが嘉手納だろうが硫黄島だろうが緊急着陸するわけです。グランドハンドリング云々という理由もこの123のテーマについて語るにはまったくもってふさわしいものとは思えません。
2007/8/5(日)14:18

♪K・K
N・Mさん、ありがとうございます。何の為にと問われても当方素人ですので答えを窮しますが、パニック映画などでは得てしてそう言う場面が有るらです。
[タイトル]
@
2007/8/3(金)18:40

♪N・M
K・Kさんへ
>酸素マスクの件については、何故あの場に及んで『酸素吸いますか?降りた方がいいです』と、恐らく起こっていなかったであろう急減圧に備えたのか疑問でありの件
 ◎この点、機長と副操縦士は小規模な急減圧の発生は感じたものの、大規模な急減圧が発生しているのかについては疑問を感じておられたと思われます。そのため、酸素マスクを着用すべきかについても様子をみておられたと思われます。この点、エンジニアーだけは大規模な急減圧が発生しているかもしれないと感じていたように思われます。このような考えの違いが、結果的に、マスク無着用の飛行に繋がったと思われます。

>ボイスレコーダーには高度を読み上げる場面が一度も有りませんの件
 ◎操縦不能機であり、また高度は意に反して勝手に、しかも常に変化しているのであり、高度を読み上げても仕方が無いと思いますが、何のために高度を読み上げる必要があるのでしょうか?
2007/8/3(金)10:54
HP

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