草の笛

過去ログ4 2004/5/1 9:25

▼sakutaro
アパートの時計
私は、午後9時きっかりに彼女の部屋を
訪ねるのを日常とした。

アパートと言っても昭和初期に建築されたものらしく木材なども良いものが使われて居り、煉瓦を基調とした洒落れたものであった。

玄関はフロントのようになっていて、アパートの所有者である上品な老婦人が、いつも眼鏡をはずして挨拶してくれるのである
ロシア文学が趣味であるらしく、キリル文字の本を読んでいた。私は、ロシア語は読め無いけれど、ツルゲーネフやチェホフ、
プーシキン、などの人名を解読すること
くらいは出来た。

玄関の上に時代ものの時計が架かっており
たいてい、午前0時を指していた。
彼女の部屋の時計も0時である。

ここで年を越した時なぞ、一斉に、部屋の
住人が喚声をあげるので、わたしの腕時計なぞは困ってしまうのであった。

普段は、3時間ほど居て、別れのキスをする。従って、私は最終の電車に乗る事が
出来た。駅の時計は午前0時10分なのである。わたくしの腕時計も、、

日常的に、このアパートの時間は3時間、先取されているのであった。
いつも不思議な幻覚を感じた。彼女はアパートの外に出る事が無いらしく、私の土産で食べていた。その頃、外国為替に熟知していたらニューヨークの相場で大儲け出来たのであったが。たった3時間であっても時間を先取りする事は、その後の私の人生に「罪と罰」を与えた。老婦人の読んでいた本の中には、ドストエフスキーは無かったように思うのだが、私の書棚には有った
罪を自覚した者だけが罰を受ける。

あのアパートには罪の意識は無く今も存在しているのを先日、確認した。
2004/5/1(土)9:25

▼sakutaro
Re:カール・リヒターさん
Re:こちらでは、はじめまして
いらっしゃい!リヒターさん。
>  先日は、せっかく書きこみ、、
これはね、時事ものだったから見直して、
自己削除したんですよ。ああいう話題(自分でも思い出せ無いが。笑)はナマモノだ
から腐り易い。(笑)
>ナチス・ドイツをネタに、ちょっとしたツリーができてしまうBBSですからね
(苦笑)
ここにアップした最初の詩は「アウシュヴィッツ」だったと思う。
どうも、9.11事件の後、詩が出来ない。詩が出来なくとも死ぬ訳では無いので(笑)、まあ、そのうちに新作が出来るかも?

> ※「神国」と「日帝」の狭間にて
>  天使にも悪魔にもなる人の子の
>         成したる国に天国は無し
イスラムの教へを説きしムハンマド彼も何代目かの基督である・・・さく

> ※元ヴェトナム帰還兵の言葉より
>  惨めなる戦をしても守りたき
>        ものの無き人惨めなるかな

ヴェトナムの戦は地域紛争と言へ無い事も
なけれどもイラクに於ける多国籍軍あはれ
・・・さく

アテネ五輪は実際、できるんでしょうかね?では、また。
2004/4/24(土)11:09

▼カール・リヒター
こちらでは、はじめまして
sakutaroさん、こんばんは。

 初めてお邪魔します。日頃はNifでお世話になっております。

 先日は、せっかく書きこみ頂いたのに、お返事が遅れて失礼しました。削除されるほどのことは無いと思うのですが……。何しろナチス・ドイツをネタに、ちょっとしたツリーができてしまうBBSですからね(苦笑←お里が知れる!)

 折角ですから、拙いながら歌に託してお答えしましょう。

※「神国」と「日帝」の狭間にて

 天使にも悪魔にもなる人の子の
        成したる国に天国は無し

※元ヴェトナム帰還兵の言葉より

 惨めなる戦をしても守りたき
       ものの無き人惨めなるかな
2004/4/24(土)1:26

▼sakutaro
令夫人
モーツアルトのことを、或る人が秋の砂浜で子供が無邪気に小石を投げているような感じ、と言った。メロディアス

それを拾って、極めて構造的に(それは、今でも、微動だにしない)
ベートーベンは建築した。コンポーザー

ドビュシーは、いつでも酔っ払ったインプレッション、、
ワグナーはトランペッター 、マーラーはフラッター、、

私の愛人は、ブラームス。苦くて、渋くて、甘美なアーキテクト。

あとの連中?、、そうね、、2、3度は寝たかな、、ドン・ジュアン?
2004/2/26(木)21:06

▼sakutaro
懐かきテロリスト
午後の恋人たちは自然に私を遠ざける
窓は自然に閉じられた

何かが始まり、何かが終わる
何もかも昔のままに

柳川の土蔵の陰に
前橋の空の上に

私には、もう描く力は無いけれど
黄色の爆弾をひとつ置く事は出来る
2004/2/11(水)14:12

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